激痛!フットサルにおけるツメの甘さ〜学び学ばれ、さとり世代〜
by 豊嶋 浩平 • 2018年3月16日 • エッセイ・コラム, 人生 • 0 Comments
みなさま、ごきげんよう。
豊嶋です。
フットサル当日。
ブランクのある初参加のメンバーを引き連れ、会場へ。
移動中の車中では、偉そうに語る豊嶋。
「体育館でするので、シューズは裏が生ゴムのを買った方がいいですね」
「大丈夫ですよ。僕も最初は、全然動けませんでしたから」
「水は必須ですよ。2リットルのヤツがオススメです」
「今日の目標は、怪我をしないことですね」
「足のツメとかすぐ剥がれますからね。きちんと切ってくださいね」
(なめちゃいかんよ、なめちゃ)
さて、ゲームが始まる。
すると、意外や意外。
新メンバーはなかなか動きがいい。
「ナイスカット!!」
などと、それでも意地の、上から目線豊嶋。
これは負けてられんと、ボールを取りに行った次の瞬間だった。
「メキョっ」
(あら、もしかして私ったら・・・)
いやーな感触が、右足の親指に走った。
ゲーム終了後、シューズを恐る恐る脱いでみると、
真っ赤なソックスが、さらにドス黒く染まっていたという。
ツメを見事に、あおっちゃったという。
メ「身をもって、示してくれたんですね〜」
豊「足のツメ、ちゃんと切ったんだけどな〜〜〜(うわずり気味)」
「河童の川流れ」ともいう。
「弘法も筆の誤り」ともいう。
しかし「人の振り見て、我が振り直せ」というのもある。
要は、それぞれの立場で、人は何を学ぶかということだ。
同じ一つの出来事から。
帰りの車中。
「ポジショニングはいいですね。あと、課題はキック・・・」
細い視線が後頭部に突き刺さるのを無視し、上から目線で喋り続ける彼がいた。
彼のさとりはまだ遠い。
豊嶋浩平(=彼)