• パーフェクトなバランス!愛情あふれる沖縄のこだわり健康弁当

    by  • 2013年9月3日 • 特集 • 0 Comments

    沖縄には弁当屋が多い。

    というか、弁当の文化といっても過言ではない。

     

    職場で、弁当を食べる人々。

    弁当を配達する人々。

    弁当を路上販売、店頭販売する人々。

    沖縄の昼食の代表は弁当だ。

     

    その中でも、一際、気に入っている弁当がある。

     

    その弁当は、弁当の半分が野菜だ。

     

    普通、弁当といえば、まあ殆どの場合、 半分が肉的なもので、野菜はちょっと。

    ご飯が六割ぐらいというのが、大半だと思う。

    そして、揚げ物が多いというのが、現状。

     

    毎日食べるものだし、バランスを考えれば、

    もう少し野菜が多い弁当があればなーと思うところだ。

     

    だが、唯一ある。

    パーフェクトバランスの弁当。

    そのお弁当のお値段。 350円。

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    コレを知ったのは、国際通り最裏手の小さなお弁当屋さんだ。

    聞く所によると、このお弁当自体は、また別のところで作っているという。

     

    住所を教えていただき、何名かで、沖縄南部にある、そのお弁当屋さんを伺った。

     

    我々が外からお店の中を覗きこむと、

    目鼻立ちの整った、上品な雰囲気の女性が中に招き入れてくれた。

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    簡単に挨拶を済ませるが否や、怒涛のお店紹介が始まる。

    沖縄でいう「カメーカメ―(沖縄方言で食べなさい、食べなさいの意味)攻撃」のおしゃべり版だ。

     

    熱い思いが、彼女を饒舌にする。

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    本物のアグーを使用し、ちゃたんの塩を使い、 野菜は全て本物の国産。

    その野菜を洗う洗剤も化学薬品無添加。 油は料理ごとに使い分けている。

    極力黒糖を使い、のどに引っ掛かりのないまろやかさを出している。

    米を炊く水も、普通の水じゃない。

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    このこだわり様、半端ないな。

     

    実際食べさせてもらった昆布の煮物も、 塩味に引っかかりがなく、

    素材の味を活かしたまま、 いつまでも噛んでいられるぐらいの自然な温かい味わいだった。

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    そこで、儲け度外視ということだったので、

    値上げの提案を一言いうと、 彼女の言葉には、一気に熱が入った。

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    「値段を高くしたら、いくら良くても、沖縄の人は買わない。買えない。私はこの値段でやります。」

     

    午前中、値段のことで、兄弟と喧嘩してたっていうのを、すっかり忘れてました。

     

    繰り返す。

    弁当の値段は350円。

    この話を聞いた後で、もはや僕は値段のことをとやかく言いません。

     

    その他、色々な話を聞きました。

     

    元々はエステ業界で働いていたこと。30年間。

    オープン当初はバイキング形式の店。3ヶ月間は大赤字だったこと。

    兄弟の中で、一番料理が下手なこと。昔、親を審査員に兄弟で味を競った思い出。

     

    「時間が足りない。まだまだやりたいことがあって、今度、調理師の資格をとるの。」

     

    「夜2時に起きて、3時に出勤。4年間で一度も、つらい、いやだ、サボりたいと思ったことはない。」

     

    「私は本当に料理をするのが楽しいし、好き。良い物を作りたいし、食べてほしい。」

     

    「食べたいものがあったら言ってほしい。それを作るから。食べて喜んでもらえたら嬉しい。」

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    彼女のこだわりは、

    決して人への押し付けではない。

    ただ自分のプライドを貫いているだけ。

    そんなふうに感じた。

     

    働くということの喜びが、体中から溢れだしていた。

     

    そして、1時間のうち、9割8分2厘(当社計測)、彼女がしゃべり、取材の幕は閉じた。

     

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    その日、沖縄は久しぶりの雨天だった。

     

    僕らはといえば、

    彼女の料理に対する底知れぬ情熱と、

    子供らへの愛情がこもった言葉の豪雨を、

    全身に浴びまくった。

     

    「私はもういい。未来を背負うあなた達に、健康であってほしい。」

     

    豊嶋


    About

    うさノート諜報部員。 ライター兼イラストレーター兼カメラマンを担当。 面白くないことでも、なんとか面白くしようと努力する。 大まじめなことも、どうしてもふざけて伝えてしまう。 人を笑わせて、笑顔にするのが好き。 人の話を聞くのが好き。 エロい話をこよなく愛する。 モチベーションは「自由」 生まれ持ってのリーダー肌で完全志向。 効率が第一だが、計画性がない。 論理的思考で、深く物事を見つめる。 遅咲きの作家志望。 将来の夢は、緑化で地球環境を守ること!(まじめに) 感性集約思考型右脳派うさぎ男。 好きな言葉「自らの果たすべき貢献は何かという問いからスタートするとき、人は自由になる」「どっちにしろ失敗する可能性があるのなら、好きなことに挑戦した方が絶対に良い」

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